ブログ:増改築の際は
先日、増改築のご相談を受けました。
まずは建物の概要、お客様の思いをお聞きして段々と設計に進めていきます。
増改築の設計を進めていくにあたって今お住いの建物の図面(書類)をお客様に準備していただく必要があります。
・敷地測量図
・地盤ボーリングデータ(あれば良いです。)
・確認申請図書
・確認申請済証、完了検査済証
・浄化槽調書(浄化槽が設置してある場合)
・その他行政提出書類 等
敷地測量図、地盤ボーリングデータなどは有料になりますが業者に調査してもらい作成することができます。
しかし確認申請書、確認申請済証、完了検査済証がないと行政等と協議して現況調査書を作成する必要があります。
現況調査書は現状の建物の様子を図面にし、現況の法規に適合しているのかを調査します。
調査結果から設計をどう進めていくかというようになります。
調査や協議を進めていくに当たって大きな労力や費用が掛かることもあります。
何十年も経ってしまうと図面を保管するということが大変になってきますが、建物が残る限り必要な書類となります。
お客様には大切に扱っていただくようお願いをしております。