ブログ：所沢ワイズメンズクラブ　８月移動例会

先日、所沢ワイズメンズクラブの例会を当事務所のある夢はうすで行いました。
ワイズメンズクラブとは青少年育成団体である「ＹＭＣＡ」の活動を支援することを第一の目的として、地域・国際社会に奉仕する国際的なボランティア団体です。
普段は毎月第二土曜日に埼玉ＹＭＣＡ所沢センターで例会を行っていますが、メンバーのゆかりのある場所や地元で地域の人たちを呼んでやったらどうかと提案し、その第一弾が夢はうすとなりました。
「まちの居場所」をテーマにして、子ども食堂をやられている方、子ども食堂に興味がある方などが参加してくれて、様々な話が出来て有意義な時間を過ごすことが出来ました。

その中で何より私が救われた話もありました。
私も子ども食堂を運営していますが、貧困をテーマにした子ども食堂というよりは、建築・まちづくり観点からコミュニティーや交流を目的とした「まち食」として行っています。
しかし、あるとき小さなきっかけで目の前にある貧困を知ることがあり、子ども食堂を通して何か自分にも出来ないかと考え小さな行動をしました。
その小さな行動の結果はうまく行きませんでした。
専門外のことに首を突っ込んでしまったのかな？余計なことをしてしまったのかな？と落胆していました。
その一方、私の知らないところで私の行動の経緯が人伝に巡り巡って他の子ども食堂の方へ伝わり、私のやりたかったことをやられていると知りました。
後日、その子ども食堂へ行ってみたところ笑顔のたえない雰囲気で、私が支援したいと思ったその方にとってはそこが「まちの居場所」となっているんだと知りホッとしました。

様々なまちの居場所があることで誰かにとっての居場所になっているんだと感じました。
また、私の小さな行動は直接的にはうまく行きませんでしたが、地域のつながりの中で自然に良い方向へ導かれたということがとても素晴らしかったです。