ブログ:インポッシブル・アーキテクチャー展
埼玉県立近代美術館で開催されている『インポッシブル・アーキテクチャー展』に行ってきました。
時代を表すプロパガンダや国際コンペで発表された作品の数々が展示されています。
実際に建てられたものではなく、到底実現が難しいだろうと思われるものの方がその作者の個性と言うよりはその当時に思い描いていた未来を表しているんだなあと感じました。
作品のほとんどがイメージとなる図面や模型でしたが、
自分の中で一番衝撃的だったのがザハ・ハディド設計の新国立競技場の設計図書(実施図、構造計算書、性能認定書)で、
本来A1サイズのものをA3に縮小し製本した電話帳くらいの厚さのものが40冊くらい展示されていました。
情熱をもってここまでやって、無しになると思うと作る側としてはつらいだろうなあ
でも設計料はちゃんともらっているだろうから恐らく最もお金のかかったアンビルド建築なのかな
インポッシブル・アーキテクチャー展
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=386