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higa-design建築設計事務所(ヒガデザイン)

ブログ:モウソウマチ 0


エリアリノベーションという考え方、アクションが全国様々なところでおこっています。

ざっくりと説明すると「半径数百メートルの範囲で眠っている場所、人材、魅力等をリノベーションし、それらの点が繋がり面となって地域または商店街を元気づける」と言うものです。
以前から自分も街の中で何かできないかなと思っていましたが、何でそう思うようになったか思い返してみると
学生時代に読んだ安藤忠雄氏の『都市ゲリラ住居』という論文で内容は

「都市の中にゲリラが忍び込み、あらゆる仕掛けをしながら規制の価値を揺さぶっていくように、建築が都市の異物として、あらゆる場所で爆発的なパワーを持ち、既存の都市を刺激していくことで、都市に生命が吹き込まれる」

安藤氏らしい過激でインパクトのある表現ですが、「ゲリラ」や「異物」を「きっかけ」のようなものと解釈して読むと都市に対しての面白い試みなんではないかと学生時代から思ってました。
この「きっかけ」が点々と増えて、つながり面になることで新しい価値を街に作れるんじゃないかと妄想しています。